3月3日
僕「はい!もしもし青山台米穀店です」
??「毎日新聞社編集局編集製作センターの傳田と申します。実は今度、福島県産米について記事を書く予定でして、青山台米穀店さんのホームページを拝見したところ、お取り扱いがあるようですので、よければ取材させてほしいのですが...」
僕「は、はい...」
記者さん「早速ですが本日の午後二時ごろはいかがでしょうか」
僕「だ、大丈夫です」
記者さん「では二時にお伺いいたします」
ムフフ...ついに僕も毎日新聞の紙面デビューか...
新聞に載ることをさりげなく、そしておもいっきりアピールしなきゃな...
『今日は福島県産米の現状について毎日新聞の取材だ~』SNSの書き出しはこんな感じでいこう。
お米に関してテレビや新聞の取材を受ける米屋...一つの憧れやったもんなぁ...
よっしゃ!がんばっていっぱいしゃべって記事にしてもらおう。
生産者の想いをお客様にお届けするために~。
生産地訪問・産地交流会~。
福島県の生産者の紹介~。
お米マイスターとは~。
大阪の米屋の現状~。
これからの業界の展望~。
僕の米屋としての目標~。Etc.
一時間以上にわたって熱弁しまくった。
数日後、掲載紙面と一緒に取材お礼の文章が郵送されてきた。
そこには『先日はお時間をいただき、ありがとうございました。(取材の中で紹介してもらった)福島県のお米の生産者の只浦さんに電話でお話をうかがい、本紙夕刊社会面コラム「憂楽帳」を執筆いたしました。』とあった。
震災以降の福島県の米農家のご苦労や、今現在も変わらず美味しいお米作りに情熱を注いでおられる姿が目に浮かぶ、さすが新聞記者さん!というべき素晴らしいコラムでした。
ただ、青山台米穀店的場義幸の名はどこにも見当たらなかった...
いいんだよ...
いいんだけどね...